SurfaceBook(初代)で、タブレット側のバッテリーが0で、充電も取り外しができない時の対処方法
SurfaceBook(初代)で、タブレット側のバッテリーが0になったまあ、充電も取り外しができない状況に遭遇したので、対処方法を残しておきます。
公開日: 2019.2.13
端末&症状
端末
- Surface Book(初代) パフォーマンスベースモデル(USキーボード海外版)
- Core i7 / 8G RAM / 256G SSD / nVIDIA GTX 965M(2G)
症状
- バッテリー1(タブレット側)が0%、バッテリー2(ベース側)が100%、でもバッテリー1が充電されない。
- バッテリー1が0%なので、取り外しができないため、端子のクリーニングなどもできない
朝起きたらこの状況だったのですが、「あ、これで詰んだやつ?」と青ざめました。
Microsoft公式の対処方法
「surfacebook バッテリー1 充電されない」とかで調べるとバシバシ出てくるので、おそらく結構多い問題なんでしょう。そこで出てくるMicroSoft公式の対処方法は下記の通り。
ツーボタンシャットダウンをしよう!
Surfaceの問題はとにもかくにもツーボタンシャットダウンで片付けられがちです。電源ボタンとボリュームプラスを同時押しってやつですね。
Surface の電源ボタンを 30 秒間押したままにしてから、離します。 音量を上げるボタンと電源ボタンを同時に押し、そのまま 15 秒以上押し続けてから、両方のボタンを離します。 画面に Surface ロゴが短時間表示される場合がありますが、両方のボタンを少なくとも 15 秒間は押し続けてください。
ボタンを離した後、10 秒間待ちます。 電源ボタンを押して離し、再度 Surface の電源を入れます。Surface ロゴが表示されます。
筆者のSurface Bookでは、これでは解決しませんでした。
端子を綺麗にしよう
Surface Book デバイスの場合
Surface Book の充電で問題が発生している場合は、クリップボードがキーボードに完全に取り付けられていることを確認してください。クリップボードとキーボードが適切に接続されていない場合、取り外しキーの緑色のライトが点滅します。充電されない場合はクリップボードを取り外し、コネクターを清掃します。
鉛筆の消しゴムでコネクターのピンを清掃します。消しゴムでピンを上下にこすります。 消毒用アルコールを綿棒にしみ込ませます。Surface に接続する充電ケーブルの細長い部分にあるピンを清掃します。綿棒でピンを上下にこすります。コネクタのピンを清掃した後、ピンが乾いたことを確認して、クリップボードをキーボードにもう一度接続します。
今回の場合は、すでに0%になっていて、タブレット側(上記でいう「クリップボード」)を外すことができないので、この方法は使えません。
ドライバを削除しよう
次は、公式フォーラムでMicrosoft エージェントの方が回答したパターン。ドライバがうまく当たってないんじゃないか説。
Windows キー + X 同時押しにて、表示メニューより「 デバイスマネージャー 」を選択 手順1: デバイスマネージャー → バッテリーと進め、 「 Microsoft Surface ACPI-Comploant Control Method Battery 」 を右クリックし「 デバイスのアンインストール 」を選択 手順2:「 デバイスのアンインストール 」画面で、「 アンインストール 」を選択 ※[ このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する ]が表示されている場合はチェックをつけずに OK をお願いします。 手順3: 上記操作後、Surface を再起動します。
筆者のSurface Bookではこれでは解決しませんでした。
筆者が解決できた対処方法 -> ベース側のバッテリーを使い切ろう!
どうしようもなくて、英語情報をひたすら探していたら、海外のフォーラムで「バッテリーが完全に全部0になるまで使って、シャットダウンした状態で一晩充電しておいたら、無事バッテリー1が充電された」という投稿があったので、とりあえずバッテリー2の方を使い切りました。
早くバッテリーを使いたいなら、重い処理をかけよう
重い処理をすればバッテリーを早く消耗するので、ベンチマークソフトをぶん回すとかがいいでしょう。
SurfaceBookのnVIDIA GPU搭載モデルなら、GPUを使うとより早いので、モンスターハンターベンチとか、FINAL FANTSYベンチとかで最高画質で回せば1時間くらいで切れるはずです。
無事バッテリーの充電を開始
10%くらいになると、システムを保持するために重い処理を強制シャットダウンしたりするんですが、そのままバッテリー切れまで待ちます。
バッテリーが切れたら、電源アダプタを指してしばらく待ちます。15分から30分くらいで起動はできるので、起動をすればバッテリーが充電されていました。
今回の筆者のSurface Bookでは、幸いにもバッテリーを使いきるだけで症状が改善されました。
どんな端末でも確実に修復できる方法ではないと思いますが、Surface Bookのバッテリー1(タブレット側)が充電できない症状でお悩みの方は、ダメ元で試してみてはいかがでしょうか。