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Steam Deckは64GBモデル+大容量micro SDでよかった5つの理由

Steam Deckの64GBモデルを大容量micro SDと共に使って2週間ほど経ったので、この組み合わせでよかった理由を5つまとめました。

公開日: 2023.1.16

コスパが良い

Steam Deckで64GBモデルを選ぶ方の多くは、ここを考えての方が多いのではないでしょうか。

Steam Deckのストレージ64GBモデルだとPCゲームをたくさん入れるのはキツいですが、コスパは一番良いです。足りない分はこれまたコスパが良いmicro SDで拡張すれば良いのです。micro SDは速度は遅いですが、ストレージとしての単価はかなり安いです。

ストレージの拡張方方法として内蔵SSDを交換するという手段もありますが、Steam Deckの内蔵SSDを交換するとなると、NVMEの2230という特殊なタイプを購入するので単価がかなり高くなります。しかも、追加ではなく交換なので「交換ストレージ - 64GB」で増える容量はmicro SDで追加するより少なくなります。

この辺りは、下記のページにまとまっています。

Steam Deckのストレージを拡張・交換する方法

自分は楽天市場で512GBの最安値を、買い物マラソンでポイント20倍くらいで買ったので、実質4,000円くらいで追加512GB(使えるのは460GBくらい)を増設出来ました。1GBあたり10円未満でかなりコスパは良いです。

速度はそこまで変わらない

micro SDにゲームをインストールすると気になるのが、ゲームの起動やインストールの速度。ここは実際に2週間くらい運用してみましたけど個人的には問題ありません。

まず、ゲームの起動速度は内蔵SSDと比較して、変わっても10秒程度。ここはいろんなメディアで比較検証がされています。

10秒の差はサインアップを急ぎたいオンラインゲームとかだと気になる速度かもしれませんが、自分の場合はオンラインゲームはほぼやらないので、問題ありません。

しかも、Steam Deckはゲームプレイのままスリープが出来るので、一回起動してしまえば差はなし。いろんなゲームを切り替えて遊ぶ場合は別ですが、一つのゲームを継続してプレイするのであれば、起動速度が遅いとしても最初だけ、しかも10秒程度です。

次に、ゲームのインストール時の書き込み速度ですが、うちはネット回線が遅くダウンロードにそもそも5Mbpsほどしか出ない回線なので、micro SDの書き込み速度はボトルネックになりません。なので問題なしです。

好きな容量をいつでも拡張出来る

Steam DeckのCPUはZen2世代なので最新ではないですが、自分がプレイするようなライトゲームはスペック的には5年くらいは戦えるスペックだと思っています。ただ、ゲーム自体は少しずつ積み上がっていくので必要なストレージ容量も時間経過に合わせて増えていきます。

そうした将来的なストレージの消費量も考えると大容量のストレージが欲しいところですが、Steam Deckは最大で512GBモデルまでがラインアップされていますが、1TBや2TBのモデルは現状ありません。5年間でゲームを積み上げていくとなると512GBモデルでも心許ない気がします。

一方で、micro SDでストレージを拡張するなら2TBなどの大容量拡張も好きなタイミングで出来ます。

micro SDは徐々に値下がりしていく傾向にあるので、一番コスパが良い時に一番容量が多いモデルを買っていけばかなり安く、最大2TBまでストレージの拡張が出来ます。

ストレージを拡張しても保証が切れない

Steam Deckはユーザー自身で内蔵SSDを交換しやすい設計になっていますが、ユーザー自身で本体を分解すると保証が切れます。買って1年経ってから内蔵ストレージを交換するなら良いですが、買ったばかりで保証が切れるのは、どんな不具合があるかわからない初代デバイスを使う身としてはリスキーです。

一方で、micro SDはスロットから挿すだけなので保証が切れることはありません。保証が切れるリスクなく、ストレージを拡張出来るのです。

他のデバイスでも使える

Steam Deckの内蔵SSDはNVMEの2230という特殊なパーツで、流用できるとしてもSurface Proシリーズくらいしかないようです。つまり、「使わなくなったら売却する」くらいしか流用が出来ません。

一方で、micro SDならスマホや一眼レフ、GoProなどに流用が出来るので、自分で使いまわしてもいいですし、オークションなどでも転売が出来ます。

まずは512GBのmicro SDを使って、1TBなどが安くなってきたら買い替えするのもmicro SDなら簡単なのです。


Steam Deckは64GBモデル+大容量micro SDでよかった理由をまとめました。

Steam Deckはここ数年買ったデバイスの中でも抜群にお気に入りのデバイスで、毎日使っていますが、「ストレージは絶対に多い方が良い」と実感します。

Steam Deckのどのストレージモデルにするかを悩んでいる方に、本記事が参考になれば幸いです。