年末なのでサーバー環境を見直ししてみた
年末なので毎年恒例のサーバー大掃除(環境を見直し)してみたのでまとめます。
公開日: 2022.11.24
有料サーバーの見直し
有料サーバーは無駄だったレンタルサーバーを解約して、VPSにコストを振ります。
- レンタルサーバー(ロリポップ): 解約(年額9,900円コストカット)
- クラウドサーバー(GCP): 維持
- VPS(Digital Ocean): 入金済みクレジット残高がなくなったらNTT Indigoに移転(年額3,000円くらいコストカット)
年額で1万円ちょっとコストカットをします。最近はフル動的なプロジェクト以外は、ほぼ無料で回せるようになっているので、サーバーのコスト比率を1%台にしたい筆者としては非常に助かります。まあ、うちのプロジェクトが月間UUが20万人くらいしかいない弱小だから出来るんですが・・・。
Digital Oceanは今から考えると円高だった時(1ドル110円くらい)にクレジットを入れてあったのでその分は良いですが、現在の為替相場では継続は辛いですね。NTT Indigoに出戻りです。
ロリポップレンタルサーバーは、WordPress案件も少なくなってきたということで解約です。
昨今ではPHPのレンタルサーバーは本当に使い道がWordPressだけって感じになってしまっているので、色々試したけどWordPress以外の使い道が難しい。レンタルサーバー会社もWordPressに全力で特徴を振っていますしね。
無料サーバーの見直し
無料サーバーは、
- Heroku
- Render.com
- Cloudflare
- Netlify
- Vercel
- GCP
を稼働させていますが、メインはCloudflareとVercel、サブがNetlifyという感じです。
動的サーバーはHerokuで動作させていましたが、2022年11月で有料化されるので、全てのアプリケーションを削除して、クレカ情報も消して、必要なものだけRender.comに移転しました。
ただ、Render.comは動作がHerokuよりも遅いので、VPSをNTT Indigoに移転したタイミングで、DBサーバーに同居させてRender.comも削除してしまうかもしれません。
2023年はCloudflareのD1を試したい!
現状、データベースサーバー以外は無料枠で収めていて、データベースサーバーだけはMySQLを使いたいということもあってVPSで運用しています。
ただ、CloudflareのD1がもう少しこなれていたら、データベースはCloudflare D1に移転したいなと思っています。
Cloudflare D1用のORMが出てくるか、使っているライブラリやフレームワークが対応したらという感じ(他力本願)になってしまいますが、後々はVPSからもサヨナラしてフルサーバーレスにしたいですね。Cloudflare D1はWorderからしかアクセスができないので、コスト的にはVPSトントンかもしれませんけどね。
Cloudflare依存が高過ぎるので、ある程度リスク分散はしつつ、2023年もサーバーの最適化にトライしてみたいと思います。