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Webサイト制作

ブログを10年やって思った、ブログはやっぱり積み上げだ!

ブログを10年くらい続けてきて思った「ブログはなぜ積み上げなのか?」という問いに対する答えを出来るだけ論理的に解説してみました。

公開日: 2020.12.7

テクニカルな観点で

検索エンジンが権威を重視しているから

これは検索エンジン経由の集客だけに限りませんが、現在ではリンクなどのWebページの技術的よりも、コンテンツやサイト、記述者の「権威」が大事になりつつあります。

最初から権威がある方は別ですが、ブログで権威を得ようと思ったら、それ相応のものを生み出さなくてはなりません。ブログで生み出せるものは一つ、価値のあるコンテンツ(記事・画像・動画など)しかありません。

内部リンク構造が発達してSEOメリットが出るから

ブログを書き続けれと、必然的にカテゴリがタグが豊富になります。そうすると、内部リンクの構造が発達して、キーワードやページの量が豊富になっていきます。そうすると、自然とサイト内で評価に間接的に繋がるリンク網が構築されていきます。

もちろんこれだけでSEOが強くなることはないですが、特定のカテゴリ、特定のタグについてしっかりとした優れたコンテンツが積み上がっていくと、確実にSEOで評価されます。積み上げをしないと、SEO評価は低いままです。

記事を出さなければアクセスは確実に0だから

これは確率論ですが、記事を書かなければアクセスは確実に0ですが、記事を書けば0ではない可能性が出てきます。

どんな内容の記事でも「書かないよりは書いた方がアクセス数が増える確率は上」であることが、ブログが積み上げであることの証です。

永続するコンテンツなんてないから

大抵のコンテンツでも、時間の流れや流行によって価値は少しずつ下がっていきます。10年前に最新だったiPhone 4のレビュー記事は、iPhone 12が発売された今となっては骨董品の部類に入るでしょう。

中には10年経っても読まれるような記事もあるかもしれませんが、その割合は1%もないでしょう。多くのコンテンツは時間とともにアクセスが下がっていくはずです。

つまり、一度書いたからそれで永続的にアクセスを稼げる記事は多くありません。だからこそ、常にコンテンツを追加して、サイトに新しい血を入れていくことが大事なのです。

若干精神論的な観点で

書き続けることでうまくなるから

これはよくブログ攻略サイトとかで言われていることで、文章は書き続けることでうまくなるというやつです。これは半分正解で半分不正解です。

というのも、ただ書くだけではダメだからです。常にプロの文章を読んで研究し、自分の文章のダメなところを炙り出して改善する。こうした「書き続け」ができることが何よりも大事です。

Webサイトの世界は常に競争だから

Webサイトの世界は、24時間365日、常に競争状態です。昨日まで最高だったコンテンツでも、明日にはライバルによってもっと素晴らしいコンテンツが生み出されるかもしれません。

特にSEOという視点では、SEOとは「ランキングという名の競争」ですので、SEOで集客をしている以上、無条件で競争の中にいます。

つまり、常に何かを書き続けて何かを生み出しつつけないと、そのアクセスは減ることはあっても増えることはありません。


なぜブログはやっぱり積み上げだと思ったのかについて書いてきました。

ブログははっきり言って、趣味というか、普段のプログラマーやライターとしての副業をやってる間の「ただのアウトプット作業」だったので、そこまで意識してなかったのですが、久しぶりにアクセスログを見てみたら色々気付きがあったので共有までに書いてみました。