いまさらAnker Powercore III Fusion 5000(A1624)を買ったのでレビュー
いまさらAnker Powercore III Fusion 5000を買ったのでレビューします。2023年に買う意味があるのかも考察します。
公開日: 2023.1.30
Anker Powercore III Fusion 5000のスペック
Anker Powercore III Fusion 5000は2020年7月14日に発売されたモバイルバッテリー兼ACアダプタ。もう3年も前のモデルですが、ネットで送料込み1,200円ほどで購入できました。
- サイズ:約78 x 71.5 x 30mm
- 重さ:約176g
- 入力:100 - 240V~0.6A 50 - 60Hz
- 出力:USB-A 出力:5V=2.4A | USB-C 出力:5V=3A, 9V=2A
- 合計最大出力:18W (USB-Cポート単体充電時) | 15W (2ポート同時充電時)
- 容量:4850mAh
サイズ・重量的にはMacBook ProのACアダプタサイズで、ACアダプタとしてもモバイルバッテリーとしても使えるというのが特徴です。
購入動機
まず小型なモバイルバッテリーが欲しかったのが一つ。もう一つはモバイルバッテリーはいくつか持っているのですが、サイズが大きく充電にも時間がかかるため、いざ外出する時に充電し忘れすることが多いのが難点でした。
Anker Powercore III Fusionであれば、挿しっぱなしにすれば充電忘れがないという点が大きな動機でした。
また、出先のカフェだったり、出張先でACアダプタとモバイルバッテリーの二つを持ち運ぶのは荷物が増えますし、モバイルバッテリー用にACアダプタを持ち運ぶとなると3つ荷物が増えます。
Anker Powercore III Fusionであれば、1つだけ持っていけば良いので荷物が減ります。
実際に使ってみてのレビュー
挿しっぱなしはやはり便利
買って以来、Anker Powercore III Fusionは常にコンセントに挿しっぱなしです。基本はACアダプタとして、使っています。
USB type-C(Power Delivery)のACアダプタは安くても1,500円くらいするので、ACアダプタとして買っただけでも元が取れてるかなと思います、
MacBookとSteam Deckの充電もOK
普段は、ACアダプタとしてMacBookだったり、スマホだったり、Steam Deckを充電しています。
Anker Powercore III Fusionは最大出力が18Wなので、MacBookとSteam Deckは動作させながらの充電は厳しいですが、スリープ状態なら普通に充電されます。
ですので、基本は寝る前にMacBookとSteam Deckを充電させて、外出時にモバイルバッテリーとして持ち運ぶという感じです。
充電容量は少ない
スペック上は4850mAhとのことですが、そもそもバッテリーの充電効率は70%ほどと言われているので、実際に充電できるのは3000mAhくらい。ただ、ACアダプタとして基本は使って、緊急時にスマホを充電するくらいの使い方であれば問題ありません。
10,000mAhモデルもありますが、ひとまわり大きくなってしまうのが個人的にはデメリット。最近はAnker Nanoなどの超小型大出力ACアダプタもあるので、大きくなるならそちらとモバイルバッテリーを持ち歩いた方が便利ですね。
その意味では、Anker Powercore III Fusion 5000はポータビリティと利便性のバランスが絶妙な線ではないかと思います。
Anker Powercore III Fusion 5000(A1624)を2023年に買う意味はある?
ということで、中古で激安で手に入れたAnker Powercore III Fusion 5000(A1624)ですが、2023年に買う意味はあるかと思います。
現行ではAnker 511 Power Bank(約5,000円)が同等製品で非常にスタイリッシュですが、重量や出力などはAnker Powercore III Fusion 5000(A1624)とほぼ同じです。
Anker Powercore III Fusion 5000(A1624)であれば中古で1,500円くらいで買えるので、約5,000円の現行モデルと比較してかなりコスパが良いと言えます。
中古でバッテリーがへたってきてしまっているというデメリットはありますが、最悪ACアダプタとして使えば良いし、と考えると安い状態が良いのが見つかったら買いではないでしょうか。