自前Nextcloudのダウングレードの方法

現象

無料サーバーでNextcloudを運用していて、ブラウザからアップグレードを実行したらアップグレード後に500エラーで表示できなくなりました。

• 元のバージョン：16.0.1
• アップグレード後のバージョン：16.0.10

最新のNextcloudは18系なので、そもそもメジャーアップグレードしなくてはなのですが、無料サーバーだとPHPモジュールやApacheモジュールが足りないことが多いのでそのままにします。

ダウングレード方法

バックアップデータからファイルを戻す

Nextcloudのアップグレードは、

./data/updater-xxxxxxxxx/backups

の中に残っています。

この中身をドキュメントルートに戻すだけでファイル的にはダウングレードされます。

ブラウザで自前Nextcloudトップに戻って「アップグレード」

自前Nextcloudのトップにアクセスすると「アップグレードが必要です」と出てきますが、バージョンが合ってないために「アップグレード」と言っているだけのようで、アップグレードボタンを押すと前のバージョンに戻ります。

ダウングレードが終わったら

内部的にエラーが発生していたら、ファイルをPCなどに保存して一からインストールしたほうが良いかもしれません。

自前Nextcloudのダウングレードの方法でした。

Nextcloudは無料で使えるのはいいけど、レンタルサーバーなどだと、アップグレードについていけなくなるのがデメリットですね。

Box.comの容量がキャンペーンなどですでに50GBもあるので、この機会にそちらに移行するかもしれないです。