WordPress.comでブログを公開すべきを検討してみた

【結論】 WordPress.comでブログを作ると永久に出れなくなりそう

先に結論を言ってしまうと、いくら無料といってもWordPress.comでブログを公開するのはお勧めできません。

WordPress.comには、WordPress.comから逃れられないようにするための、数々の仕組み（~~トラップ~~）が仕掛けられているからです。

まずは、WordPress.comのプランを見てみましょう。

WordPress.comには、4つのプランがあります。詳しくは、無料プラン1つと、有料プラン3つです。

有料プランは、無料プランでは制限されている機能が解放されたり、ドメインが取得できたりします

今回は、無料プランで公開をしてみようというシナリオで進めていきます。

実際に、WordPress.comにアクセスして、無料プランでアカウントを作成したとします。この時点でまだ記事は書いてはいけません。まずは、全体でどのような機能があるのかをチェックしてみましょう。

テーマを変えたり、プラグインをいじったり、ドメインを設定したり、、、と進めていくとあることに気づきます。

記事を書く以外のほとんどの機能が有料プランにしないと使えない！！

そう、使い始めたら最後、有料プランにしないといけない袋小路に入ってしまうんです。

WordPressのメリットの一つに豊富なテーマがあります。しかし、無料プランはおろか、月額900円以上のプレミアムプランでないと、WordPress.comで提供されている全てのテーマを選ぶことができません。

しかも、自作テーマや自分で購入したテーマをアップロードするなら、月額2,900円のビジネスプランにしないといけません。

WordPress.comでプラグインを使えるのは唯一、最上位プランであるビジネスプランでないだけです。つまり、プラグインを使うだけで月額2,900円が確定するのです。

無料プランでは、最初に登録した「xxxx.wordpress.com」以外のドメインが使えません。すでに自分のドメインがあったとしても、WordPress.comで使うためには、パーソナルプラン以上を契約する必要があります。

パーソナルプラン以上では、ドメイン価格も含まれているため、その分は割引がされるような形になります。

すでに持っている独自ドメインを使う場合は、ドメインをWordPress.comに移管しないと二重払いみたいなものなので、移管して使う方ことになるでしょう。

このように、WordPress.comの無料プランは普通にブログを運営しようとするには厳しいことがわかります。

「じゃあ、一旦無料で作ってみて、あとで301リダイレクトとかで移転させちゃえばいいじゃん！」なんて思いますが、WordPress.comはそこも対策がされています。

WordPress.comの無料プランでは、.htaccessを編集できないことはもちろん、Javascriptを仕込んだり、HTMLヘッダーの編集もできません。

サイトを転送させる唯一の手段は年額13ドルの「外部サイト転送」プランを購入することです。

間違えではないですよ？そうです、サイトを移転して転送させるだけで年額13ドルも払わないといけないのです。

ここまで計画的に考えられていると、逆にサブスクリプションのビジネスモデルとして、研究したくなるレベルですね。

WordPress.comは使いやすく洗練されていて素晴らしいサービスですが、アメブロやはてなブログと同じ「ブログサービス」です。使う場合は、それを理解した上で使うようにしましょう。