Kindle Paperwhite愛用者が、いまさらKobo Gloに乗り換えたので比較レビュー
フリマで2,000円でKobo Gloを買ったので、いまさらですがKindleとどっちがいいかレビューしてみます。
公開日: 2021.11.19
Kobo Gloのがいいところ
OSアップデートが続いてる
Kobo Gloは2012年の電子書籍リーダーですが、最新版のOSアップデートがしっかり配信されています。自分の買ったKobo Gloの最新OSは2021年10月30日版で、つい最近までアップデートが続いていることがわかります。
試しに初期OSにしてみましたが、初期OSと比較すると現行OSは超絶進化していて、しっかり機能を進化させつつ、10年近くアップデートしてくれると言うのは安心して購入できるポイントだなぁと思いました。最新版のKoboが欲しくなりましたね。
ちなみに、Kindleも最近大型のアップデートがありましたが、Kindle(第7世代)以前、Kindle Paperwhite(第6世代)以前などの古い端末を切り捨てています。
インターフェースが使いやすい
KoboもKindleインターフェースは似たようなものですが、Kindleは何かしたらストアに誘導するインターフェースですが、Koboはストアはストア、読書は読書と切り分けられているのでスッキリしています。ホーム画面もわかりやすいので筆者の好みです。
UI/UXは比較的Androidタブレットに近いので、「ここら辺にこういうメニューがありそうだな」と言うアタリが付きます。Kindleは「なんでそのメニューがそこにあんの?」と言うのが多いですね。慣れではありますが、イラッとはします。
また、地味に使いやすいのが、左端スワイプでバックライトの輝度調整ができるところ。バックライト付きの電子書籍リーダーは、部屋の明るさ次第で見やすさやバッテリーの持ちが変わってくるので、読書を中断しないでコントロールできるのはかなり便利です。
micro SDは便利だけど・・・・
古い機種なのにわざわざKobo Gloにした理由の一つがmicro SDが使える点。micro SDがあることで、本体メモリー以上に拡張ができるのが大きなメリット。
ただ、いざKobo Gloでmicro SDを使ってみると、micro SDのデータの読み込みが遅いのと、それが原因と見られるBuggyな動きをたまにするので、結局使ってません。(意味ない)
Kindleのがいいところ
動作速度
比較するKindleが2015年モデルと少し新しいのでその点の違いはありますが、Kindleのが動作は少しシャキッとしている感じ。Kobo Gloはモタっと感があります。
特に初期状態だともっさり感がすごいので、自分はKobo Gloならではの改造「内蔵micro SD換装」をして、Class 10の128GBにしてあります。
これだけでもかなりモッサリ感は減りますが、それでもKindleのがまだ速い気がします。
タッチ精度
これは間違いなくKindleの方が良いです。というか、Kobo Gloがよくないと言うべきでしょうか。
タッチする指の部分によって反応しなかったり、スワイプが連続タッチと判定されたりと、kobo Gloのタッチ画面はなかなか渋いです。
慣れの部分もありますし、この辺りは最新のKoboでは当然解消されているでしょうが、Kindle PaperwhiteからKobo Gloに乗り換える人がいたら(いないと思いますが)、その点は覚悟しておいた方が良いかと思います。
安定性(フリーズする)
Kobo Gloに限らず、Koboシリーズは結構フリーズ病があるようで、たまにフリーズします。動作的にはOSのスワップ領域が足りなくなったのかなぁという感じのフリーズの仕方で、OS側の問題な気がします。
しかもフリーズすると強制電源OFF・ONをするか、それすらできないぶっ壊れフリーズをしたら、裏蓋を開けてバッテリーコネクタを外すという荒技を使う必要があるので、OSの安定性はかなり低いです。
Kindleではフリーズなんて一度も経験したことがないので、この辺りはKoboのデメリットですね。
と言うことで、Kindle Paperwhite愛用者がKobo Gloに乗り換えたの比較レビューでした。
Kindle PaperwhiteはPrimeリーディング専用端末、Kobo Gloは自炊漫画専用リーダーとして使い分けているので、完全な乗り換えではないのですが、基本的にはKobo Gloをメインに過ごしています。
128GB micro SDにしたおかげで、一台で120GB近く入れられるので自炊のデータはほぼ1台で完結できます。個人的にはこれが嬉しくて、好きな漫画を好きな時にサクッと読めるスタイルに大満足です。