DELL XPS 15 (9550)にMojaveをインストールする
DELL XPS 15 (9550)にMojaveをインストールする方法(の夢)です。毎回やり方を忘れるので備忘録として残します。
公開日: 2019.1.8
基本的にはこちらのガイドのまんまですので、熟読してくださいね(英語で結構辛いですけど)。以下は、やり方の抜粋です。
レポジトリからデータをダウンロード
ここのレポジトリのデータをダウンロードします。git cloneでも、ZIPダウンロードでもOKです。
Mojaveインストールディスクを作成する
USBディスク(16GB以上)をフォーマットする
USBディスクをMacにさしたら、USBメモリのディスク番号を調べます。
ディスク番号はターミナルでdiskutilを使ってもいいですし、コマンドラインが苦手な方は「ディスクユーティリティ」アプリからでも番号はわかります。
ディスク番号がわかったら、ターミナルから以下のコマンドを実行します。「disk2」の部分はご自身のディスク番号の置き換えてください。
diskutil partitionDisk /dev/disk2 GPT JHFS+ Mojave 0b
USBメモリにCloverをインストール
レポジトリからダウンロードしたデータのAdditionalフォルダの中にClover_v2.4k_r4674.pkgがあるので実行します。
注意点は、
- インストール先はUSBメモリ、内蔵ディスクには絶対しない
- 「カスタマイズ」ボタンを押して、「ESPにインストールをチェック」
です。
間違えると、最悪使っているMacのブートディスクがエラーになって起動できなくなるので要注意です。
EFIパーティションをマウントして、必要データをコピー
ターミナルから
diskutil mount EFI
で、USBメモリのEFIパーティションをマウントします。
マウントしたら、
/EFI/CLOVERの中身を、ダウンロードしたレポジトリデータの/10.14/CLOVERで上書きます。
Core i5モデルの場合は、config.plistを編集します。
- ig-platform-id: 0x191b0000 を 0x19160000 に
- ig-platform-id: AAAbGQ== を AAAWGQ== に
これで、MojaveのDELL XPS 15 (9550)用のインストールディスクができました。
DELL XPS 15にMojaveをインストールする
USBディスクから起動する
まず本体をシャットダウンして、先ほど作成したMojaveのインストールディスクをUSBポートに差し込みます。
本体を起動させたら、F12を連打してブートメニューを出します。
ブートメニューが出たら、USBメモリを選択してEnterを押します。
起動には数分かかって、途中画面が止まったりもしますが、気長に待つとMojaveのインストールメニューが立ち上がります。
ディスクユーティリティで内蔵ディスクをフォーマットする
そのままではインストールができないので、内蔵ディスクをMac用にフォーマットします。
ガイドではパーティションはHFSにするとなっていますが、Mojaveではディスクのフォーマット時はAFS以外の選択肢がないので、AFSでインストールしましたが、問題ありませんでした。
Mojaveをインストールする
ディスクユーティリティをCMD+Qで終了させて、メニューからインストールを選びます。
[重要] Mojaveインストール中の注意点
ここからは普通にインストールを進めるのですが、注意点は、
- インストールの残り時間は適当なので、進まないからって焦らない
- インストール中に何回か再起動する
- 再起動がかかったら、F12連打で必ずUSBメモリから起動させる
- USBメモリから起動できたら、Cloverメニューで、内蔵ディスクを選んで起動させる
というところです。
ここを間違えると、一からやり直しになったり、いろいろ大変です。自分もここはハマりました。
インストールが終わったら
初回はUSBメモリから起動
インストール後の初回起動は、CLOVERが内蔵ディスクにインストールされていないので、USBディスクから行います。
起動されてCLOVERメニューが表示されたら、内蔵ディスクでmacOSを起動させます。
内蔵ディスクにCLOVERをインストール
起動ができたら、内蔵ディスクにCLOVERをインストールします。やることはUSBディスクを作成した時と同じですが、今度は「ESPにインストール」だけでなく、「RCスクリプトをターゲットボリュームにインストールする」も選択します。
EFIパーティションに必要ファイルをコピー
こちらもインストールディスクを作成した時と同じです。Core i5の場合は、config.plistの編集も必要です。
コマンドを実行
ガイドにあるコマンドを実行します。
cd レポジトリのデータがあるフォルダ
sudo cp -r ./10.14/Post-Install/LE-Kexts/* /Library/Extensions/
sudo ./10.14/Post-Install/Additional\ Steps/VoodooPS2Daemon/_install.command
ハイバネイトを回避したいので、下記のコマンドも実行します。
cd レポジトリのデータがあるフォルダ
./10.14/Post-Install/Additional\ Steps/Hibernation/disablehibernate.sh
これで完成です!
High Sierraの時も問題なく動いていましたが、Mojaveも今のところ問題なさそうです。
今回は、USB-DVIディスプレイアダプタがHigh Sierra 10.13.4では不具合で使えなかったのでクリーンインストールでアップグレードしましたが、ダークモードとか色々使いやすくなっていて、Mojaveにしてよかったです(MacBook 12インチはすでにMojaveにしてましたけどね)。