NTT WebARENA VPSクラウドで月額360円の激安VPSを使う
個人用開発VPSサーバーとしてNTT WebARENAのVPSクラウドで1サーバー借りて見たので、実際に使って見た感想をまとめました。
更新日: 2018.11.20公開日: 2018.11.16
個人用開発VPSサーバーとしてNTT WebARENAのVPSクラウドで1サーバー借りて見たので、実際に使って見た感想をまとめました。
スペック & 料金
まずはWebARENA(VPSクラウド)のスペックと料金の確認を。
料金はポイントを購入するタイプで、10ポイントあたり360円(税抜き)です。
Web Arena VPSクラウド料金量(2018.11.19まで)
ゾーン | インスタンスタイプ | スペック | 1個あたりに必要なポイント数 |
---|---|---|---|
ゾーン1 | 512M-SSDタイプ(KVM) | 512MB / 仮想1コア / SSD 20GB | 10 |
ゾーン1 | 1G-SSDタイプ(KVM) | 1GB / 仮想2コア / SSD 30GB | 20 |
ゾーン1 | 2G-SSDタイプ(KVM) | 2GB / 仮想3コア / SSD 50GB | 40 |
ゾーン1 | 4G-SSDタイプ(KVM) | 4GB / 仮想4コア / SSD 100GB | 80 |
ゾーン1 | 6G-SSDタイプ(KVM) | 6GB / 仮想6コア / SSD 100GB | 100 |
ゾーン1 | HDDタイプ(KVM) | 6GB / 仮想4コア / HDD 200GB | 100 |
ゾーン1 | SSDタイプ(OpenVZ) | 6GB / 仮想4コア / SSD 100GB | 100 |
ゾーン2 | 1G-SSDタイプ(KVM) | 1GB / 仮想1コア / SSD 20GB | 10 |
ゾーン2 | 2G-SSDタイプ(KVM) | 2GB / 仮想2コア / SSD 30GB | 20 |
今回はコスパがいい、ゾーン2の1G-SSDタイプ(KVM)を契約しました。
-> 2018.11.20に、Web ArenaのVPSクラウドが、ゾーン1サーバーの増強を実施しました。ゾーン1の最安値プラン(旧メモリ512MBプラン)が1GBに増強されたため、ゾーン1・ゾーン2共に360円で1GBメモリになりました。
Web Arena VPSクラウド料金量(2018.11.20から)
ゾーン | インスタンスタイプ | スペック | 1個あたりに必要なポイント数 |
---|---|---|---|
ゾーン1 | 新1G-SSDタイプ(KVM) | 1GB / 仮想1コア / SSD 20GB | 10 |
ゾーン1 | 新2G-SSDタイプ(KVM) | 2GB / 仮想2コア / SSD 30GB | 20 |
ゾーン1 | 2G-SSDタイプ(KVM) | 2GB / 仮想3コア / SSD 50GB | 40 |
ゾーン1 | 4G-SSDタイプ(KVM) | 4GB / 仮想4コア / SSD 100GB | 80 |
ゾーン1 | 6G-SSDタイプ(KVM) | 6GB / 仮想6コア / SSD 100GB | 100 |
ゾーン1 | HDDタイプ(KVM) | 6GB / 仮想4コア / HDD 200GB | 100 |
ゾーン1 | SSDタイプ(OpenVZ) | 6GB / 仮想4コア / SSD 100GB | 100 |
ゾーン2 | 1G-SSDタイプ(KVM) | 1GB / 仮想1コア / SSD 20GB | 10 |
ゾーン2 | 2G-SSDタイプ(KVM) | 2GB / 仮想2コア / SSD 30GB | 20 |
メインターゲットゾーンが2GBメモリプランに移った感じですね。
2GBでCPUが2コアか、3コアかを選択できるようになったのは、中小サービスには嬉しい選択肢となりそうです。
良いところ
とにかく安くてコスパがいい
ゾーン1なら 360円(税抜き)で512MB 1コアのVPSが借りられます。ゾーン2であれば、400円未満で1GBメモリを積んだVPSを借りれることは、海外VPSでもなかなかないので、本当にコスパがいいと言えます。
NTT WebARENA VPSクラウドと人気VPSとの価格比較
とりあえず使う分にはメモリ1GBくらいが基準かと思うので、1GBメモリプランで比べました。
サービス | 初期費用(税抜き) | 料金(税抜き) | CPU | メモリ | SSD |
---|---|---|---|---|---|
Web Arena VPSクラウド(ゾーン1・ゾーン2) | 0円 | 360円 | 仮想1コア | 1GB | 20GB |
さくらVPS | 1,500円 | 900円 | 仮想2コア | 1GB | 30GB |
Conoha VPS | 0円 | 900円 | 仮想2コア | 1GB | 50GB |
多めのスペックならConohaがコスパがいいですが、普通のWebサービス50GBとか余るだけなので、バランスがいいのは、 Web Arena VPSクラウド(ゾーン1)でしょうか。ConohaはVPSを消してしまえば時間単位で課金してくれるのもいいですね。
CPUパワーが少なくてもいいけど、メモリを積みたい時は Web Arena VPSクラウド(ゾーン2)が激安です。
さくらVPSは、5,6年前はこの界隈のナンバーワンでしたが、コスパを見る限り使うメリットは多くはないですね。初期費用もかかりますし。
サポートが迅速
初期設定周りで不明点があったのですが、フォーム送信から数時間で丁寧な回答をしてくれました。
しっかりと人を割いているんだなという印象で、安心できますね。
あまりよくないところ
若干遅い
UnixBenchの結果を見ると、20%ほど遅いようです。Webサーバーで動かした感じも、ちょこっと重いかなと感じます。
ゾーン2はCent OSしか使えない ->使えるようになった!
Ubuntu使いには、CentOSというのが辛いところ。レポジトリの管理とかがUbuntuと違ってわかりづらいんですよね。。。
<追記>
2018.11.7にゾーン2にも、Ubuntuが提供されるようになりました!!
->VPSクラウド ゾーン2への提供OSイメージ追加(Ubuntu18.04)のお知らせ
管理画面が超絶使いづらい
普段Mac使いからすると、Windows XP感の漂うインターフェースで、使いづらいです。
以上、ざっくりとですがNTT WebARENA VPSクラウドを使って見た感想をまとめました。
月額360円というと、ちょっとしたレンタルサーバークラスの価格なので、気軽にVPSを借りれるは非常に良いサービスだと思いました。
初期費用なしで使えるので、手軽なVPSを探している方はぜひどうぞ。