お名前.comでドメイン移管がうまくいかなかったらWhois代行を疑おう
お名前.comで管理している.comドメインを移管しようとしたら、「トランスファー申請不承認のご連絡」というメールが着てうまくいかなかったので対処方法を備忘録として残します。
公開日: 2020.11.2
お名前.comからCloudflareレジストラーに.comドメインを移管
管理している.comドメインをお名前.comからCloudflareレジストラーに移管処理したところ、下記のようなメールが着て不承認になってしまいました。
上記ドメインのトランスファー申請につきまして、下記いずれかに該当する ため申請を不承認といたしました。
1.該当URLより不承認処理が行われた
2.Whois情報公開代行サービスの設定が行われている
3.ドメインの契約終了日まで7日以内(JPドメインのみ)
4.期限内に承認処理が行われなかった
再度申請を行う場合は、上記事項に該当しないことを確認した上で申請を 行ってください。
特別処理はしていないし、期限も大丈夫なの。おかしいなぁと思ったら「2.Whois情報公開代行サービスの設定が行われている」にバッチリ該当していたので、これが原因でした。
Whois情報公開代行サービスを使っている場合、移管前に外すのを忘れずに
早速お名前.comでWhois情報公開代行サービスを解除したところ、問題なく移管完了。
お名前.comは、解除するだけで支払い情報を決めるボタンがあって「これってドメインも更新されちゃう?」と心配になりましたが、お名前.comでは「Whois情報公開代行サービス」は一応無料のオプションサービス扱いなので、0円の処理がされただけでした。
まあ、システム的に考えたら処理としては当然ですが、もう少しUXに気を使った方がいい気がしますね。
同じようなケース(Whois情報公開代行を解除しないとダメ)は、スタードメインやムームードメインで移管した時もあったので、おそらくこういう仕様なのでしょう。
ドメインを移管する際は、「Whois情報公開代行サービスを解除する」というのを忘れないようにした方がいいですね。