なぜhacintoshが必要なのか?考えてみた
個人的には、SurfaceBookでWindowsデビューしたわけですが、半年弱使ってみて、いろいろと不都合も出てきて、Macに戻りたいなぁと思ってきました。普通にMacを買うと現状モデルはコスパが悪いのでHackintoshがいいかなと思うのですが、なぜHackintoshがいいのかを考えてみました。
公開日: 2019.6.24
選択肢が広がる&補完する
現状のMacシリーズのラインアップは、
- iMac
- Mac Pro
- Mac mini
- MacBook
- MacBook Air
- MacBook Pro 13
- MacBook Pro 15
と十分なラインアップがあります。
しかし、主にデスクトップ系では、自作界隈では当たり前の「5-7万くらいでハイスペックなモデル」が存在しません。
また、逆に3-5万くらいである程度のスペックのミドルモデルもありません。
Hackintoshであれば、macOSを3-5万くらいのミドルスペックマシンで動かせるし、Ryzenを採用すれば7万くらいでも高スペックなマシンが構築できます。
Hackintoshを選択肢に入れることで、選択肢の幅が広がり、Appleがラインアップしていないレンジのマシンを補完できるわけです。
スペックアップができる = 長期間使える
個人的には、PCは趣味の部分もあるので、1-2年で外観(ケースとかディスプレイとか)を新しくしたくなりますが、最近のMacのデザインライフサイクルは5-6年で、基本的には中身のアップデートに留まります。
そうしたマイナーアップデートなら、Hackintoshのが柔軟です。CPUやマザーボードを買い換えるだけで、簡単に最新スペックにできます。その意味で、長い間使うことができるのです。
CPU&メモリ&ストレージ&GPUを自分でカスタマイズできる
MacBookシリーズに顕著ですが、本体の省スペース化に伴って、本体のCPU、メモリ、SSDなどのパーツは、注文時にCTOでカスタマイズする以外に変更する方法がありません。
デスクトップ系のHackintoshであれば、通常の自作PCと同じなので、メモリ、ストレージはおろか、CPUの変更やGPUの変更・追加なども自由にできます。
特にメモリは、作業によって後から増やしたくなったり、メモリ価格の上下で入手のしやすさに影響があるので、後から増加できるのはHackintoshの大きなメリットです。
全体的に安上がりになる
Macシリーズがコスパが悪いことはアップルファンでも認識されていることで、ここはOSやサービスも一緒に提供している部分が多いとは思うのですが、それでも同じスペックのPCと比べて1.5-2倍くらいの価格になります。
Hackintoshであれば安いパーツを見つけたり、ヤフオクなどの中古を利用することで、高スペックなマシンを5万くらいで構築することも可能です。
簡単にですが、Hackintoshを作るメリットを見てきました。
公式サポートがないとか、インストールが面倒とかデメリットもたくさんあるんですが、自由にマシンを組めるのは大きなメリットですね。