Freenomドメインで痛い目にあったけどCloudFlare + Netlifyのおかげで最小限の被害で済んだ件
当ブログは、長らくFreenomで提供されている.mlドメインで運用していたのですが、先日突然ドメインが使えない状況になって、.workドメインに移転しました。その際の対処方法や原因をまとめました。
公開日: 2019.4.1
ドメインの失効がCloudFlareの通知で発覚
通常のドメイン登録業者なら。90日前とかにメールで通知してくれますが、Freenomは通知をしてくれませんでした。(Gmail側がスパムとして勝手に削除してくれたのかもしれませんが)
自分がドメインの失効に気づいたのは、CloudFlareからの「The name servers for c0d3man52.ml no longer point to Cloudflare」というメール。ネームサーバーがCloudFlareに向いてないよという意味ですね。慌ててドメイン管理しているFreenomを見てみたら失効していました。
Freenomのドメイン更新は15日前からしかできない
知らなかったのですが、Freenomのドメインに様々な制限があるようです。
90日間に25回アクセスがないと利用停止となる 登録期間の最後の15日間のみ更新可能 ドメイン名が3文字以下の場合は有料になる WHOIS情報には Dot TK(http://www.dot.tk/)の情報が表示される
通常であれば更新を通知するメールが飛ぶようですが、15日前からしか更新ができないので、うっかりすると確実にドメイン失効します。
CloudFlare + Netlifyで気づいてから1時間以内に復旧
ちょうどお名前.comから.workドメインの無料クーポンがもらえていたので、この機会に.workドメインを取得しました。
当サイトは、元々静的サイトジェネレータのHexoをNetlifyで配信していたのですが、
- CloudFlareに新ドメインの登録(5分)
- Netlifyでドメインを新ドメインに変更(2分)
- CloudFlareで、DNSレコードをNetlifyに向ける(2分)
- NetlifyがCloudFlareの変更を認識する(10-15分)
- NetlifyでSSL認証を更新登録(1分)
- 自ネット回線でSSL証明が認識される(30分)
という感じで、トータル1時間もかからずに新ドメインでも配信ができました。これがWordPressサイトだったらと思うとぞっとします。
旧ドメインからの301リダイレクトができないので、Googleの評価は一から作り直しですが、個人のメモ帳みたいなブログなのでそこは重要視してません。
今回痛感したのは、CloudFlareもNetlifyも無料なのに自由でスピーディなのがすごい!ということです。この環境に慣れたら、手足を縛られるWordPressには戻れませんね。