光回線？格安SIM？ADSL？一戸建てのネット回線はどれがいいのか比較してみた

戸建ての光回線は高額になる

一戸建ての光回線は、マンションなどの共有回線と違って、専用回線に近くなるため速度が出る反面、価格が1,000～1,500円ほど高くなる傾向にあって、月額は6,000円前後、さらに工事費が追加でかかる場合があります。

これは、マンションなどの集合住宅だと回線設備をみんなで共用とできるため価格が安くされているためです。同じマンションでも4世帯くらいの小規模マンションと、数十世帯のマンションでも価格が違います。（当然使用世帯が多いほうが安くなります）

回線速度が速くなるのはいいのですが、あまり回線を使わない場合は、月額費用が上がる上に工事費用がかかるのでは、コスパの悪い回線になってしまいます。

ADSLはどうか？

固定回線の代替案としては、光回線が普及する前は一般的だったADSLにするという方法があります。ADSLで最安値のYahoo BBのADSLプランが2019年2月28日をもって新規申し込みを停止するなど、今後のことを考えるとかなり微妙です。

また、電話加入権がない場合は、月額4,000円前後になるため、光回線よりも遅い12Mbps程度の回線に払う金額ではないかなと思ってしまいます。

モバイルルーターはどうか？

YモバイルやUQ Wimaxなどの、データ通信専用回線サービスはどうでしょうか？

筆者は過去に4年ほどWimaxオンリーで生活していたことがありますが、正直あまりおすすめできません。使い放題といっていますが、3日制限があるなど実質使い放題なかったり、謎の速度制限があったり、回線速度が1Mbpsもでないことも多くありました。

会社用の携帯としてワイモバイルも2年使っていましたが、回線速度は速いのですが1GBあたりの料金が高く低速時は遅すぎて回線がつながらないので、固定回線には向いていません。

また、使い放題プランがないので、固定回線の代替として使うのは難しいでしょう。

結論！楽天モバイルのスーパーホーダイ プランS（2GB）が最強！！

光回線、ADSL、Wimax、すべてを使ってきた筆者の現在の自宅回線（戸建て）は、実は楽天モバイルのスーパーホーダイ プランS（2GB）（月額1600円）です。

このプランは、高速通信容量（いわゆるギガ）は2GBと少ないですが、速度制限時でも1MBpsで通信ができる（12-13時、18-19時は300kbps）のが魅力で、さらに1回10分までの携帯回線での国内通話が何回でも無料です（楽天でんわを使う必要がありますが）。

つまり、楽天モバイルのスーパーホーダイ2GBプランのSIMをAndroidスマホに入れてUSB対応の無線ルーターに接続すれば、

月額1,600円で、10分まで話し放題の家電話+1MBpsで使い放題の固定回線

になるのです。

すでに2か月ほどこの構成で暮らしていますが、大きなダウンロードができないのが不便ですが、普段使いではとても快適です。低速時でもしっかり1MBps出てます。

さすがに毎日3GBくらい使っていると制限されるっぽく200kbpsくらいになる時もありますが、毎日2GBくらいだと制限されないイメージです。毎日2GBというと、月間で60GBも使える計算です。

このあたりは、また別途レビューをしてみたいと思います。